心の貧しさ

自分の欲深さに気付いてきた僕を褒めてやりたい。
いつの間にか他人に自分の欲を押し付ける人になりつつあったのだ。
貧しさも極まると心まで貧しくなってくるのだなあと感心する。

僕の貧しさなど世界的に見れば豊かだ。
豊かな生活をしているのだから、他人を羨む必要もない。今の生活を悲観する必要もなく、僕の貧しさを他人に分かって貰う必要もないのだ。

心を豊かに養いたい。
他人を思いやる自分を人として当たり前に思いたい。

恩を感じて生きていたい。
1つの恩を1つの形にして返したい。

欲深さと比例して、恩を忘れてゆく僕がいる。
恩を忘れる自分が嫌になる前に、欲を忘れてしまおう。