風景を作る曲

冬の夜の野外イベントで音響の仕事をしてきた。
仕事だということを忘れてしまうほど、DJ達の選曲が素晴らしかった。

僕は自分の趣味を押し付けてゆくことが音楽だと思っている節がある。
今も書きながら考えているのだが、音楽を放つ側としての正解は出ない。

時代に媚びることを恐れた。その結果、仲間に媚びる曲を書いてきた。

ああそうか。僕は誰かに褒めて欲しくて曲を書いてきたのか。
失敗する人の考えは実に浅く、望む成果と逆の努力をしてしまう。

自分らしくいよう。
音楽に求めるものは感動のみ。
感動は風景を彩り、思い出として残ってゆく。
色々な捉え方があるから音楽は素敵なのだろう。